戻りたくない過去、戻りたい過去。
こんにちは。keiです。
タイトルから分かる通り、今日は時間についての考えを書いていきたいと思います。
皆さんは、戻りたい過去がありますか?
もちろんひとそれぞれだと思います。
あんな過去には2度と戻りたくないという人もいるかもしれません。
私自身は前職で毎日数字に追われ、上司から皆の前で怒鳴られ続けた日々ですね。
でも一方であの瞬間に戻りたいという過去を持っている人もいるのではないでしょうか。
私自身はたくさんあります。
- 亡くなった祖父母や離縁した両親、家族と毎日楽しく囲んだ食卓、将棋や魚釣り、遊んでもらった思い出
- 青春を捧げたラグビーの全国大会の舞台で、優勝校にロスタイムに逆転負けしたこと
私の場合は、特に「戻りたい過去」はたくさんありすぎてここには書ききれません。
こういったことに対する生き方のヒントとして、私が大きな影響を受けた映画があります。
『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』という映画です。
この映画、控えめに言ってマジで最高です。
タイムトラベルがテーマということで、
「よくあるクオリティーの低い若者向けのファンタジー映画か
などと思っていたのですが、
見終わった時には涙が止まらず、人生の時間と日々の幸せについて考えさせられる私にとって最も大切な映画の一つになりました。
●あらすじ
20歳を迎え、父から代々一家の男はタイムトラベルの能力があることを告げられる主人公のティム。
上手くいかないことがあれば何度もやり直す日々。
そんな時、タイムトラベルでも解決できない問題に直面します。
それは、タイムトラベルのタイミングの問題から、父の死と子供の誕生のどちらかを選ばなければならないタイミングが来てしまい、その必要に迫られることです。
子供の誕生を選んだティムが、最後に父とともに2人が過ごした最高の瞬間に一度だけ戻ります。
それは子供の頃にに砂浜で父とティム2人で散歩し、石を投げて遊んだ何気ない日常。
幸せは何気ない日常の中にあり、それに気づくことが幸福を手に入れる秘訣であることを知る物語。
忘れがちなありふれた日常の幸せ
あらすじの最後、「日々の何気ない日常の中に幸せがある」ということは私たちが忘れがちなことです。
例えば子供ことで考えると、日々わがままをいったり大変な日常かもしれません。
でもそんな子供もいつかは家を出ていき、夫婦2人だけで過ごす日がきます。
だから、今この瞬間は私が将来戻りたいと思う日常であると思うのです。
そのことを意識することとして私がしていることは、今この瞬間を将来からみた時に、今をどう思うかを考えることです。
- 家族と囲む食卓
- 子供との散歩
きっと、今そう思っているように、将来も「あの時間に戻りたい」と思うはずです。
全ての何気ない日常の中に、幸せは溢れています。
全ての「今」は、将来戻りたくなる「過去」かもしれない
そのことを意識するだけで毎日をとても幸せに感じ、妻・子供・かかわる全ての人に、同じ時間を過ごす感謝の気持ちを持って接することができるのではないでしょうか。
そういう私も妻や職場で人と接する中でイライラしてしまったりすることもあり、人間的にも未熟です。
一瞬とそれを共に過ごす人に感謝し、大切にしながら日々過ごしていきたいですね。
それでは!
コメント