【書評】オススメの副業から思考法までが分かる1冊(副業の思考法)

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最近副業ブームだけど、副業って何から始めたらいいの?

そんな方は、この本を読めば、今日から早速副業の第一歩を踏み出せます。

具体的に何からはじめ、どう成果を上げていくべきか。

副業で成果を出すことに関する全てのロードマップが示された一冊です。

著者 國富 竜也(クニトミ リュウヤ)さんのプロフィール

2021年現在26歳、年収600万強のサラリーマン。立教大学を卒業後、新卒で三井住友信託銀行へ入社、現在はWebマーケティング会社でメディアの編集長を務めています。

  • 年齢:26才
  • 経歴:立教大学→日本一周→三井住友信託銀行→Webマーケ会社(現在)
  • 本業:Webマーケ会社のメディア部で編集長を務める、年収600万ほど
  • 副業:副業コンパスを運営(ブログ)、月300〜500万ほど(月によってばらつきあり)
  • Twitter:フォロワー数6万人
  • 取材歴、掲載メディア:週刊SPA!、TED(立教大学で講演)、トレンダーズ株式会社、エックスサーバー 株式会社、株式会社カラフルラボ、Yahoo!ニュース、プロの副業など。

出典:上記は著者のブログより転載。詳細はクニトミさんの同ブログをぜひご覧下さい

立教大学への進学や、新卒での三井住友銀行への入行などから伺えるのは、

お若い時から、努力できるポテンシャルが高い方ですごい。。

というのが、率直な感想です。

そこから鬼の積み上げて副業で成果をあげ、月収で500万円(年収ではなく)に到達というからすごいですよね。。

本書のポイント

なぜ、今副業が注目されているのか?

皆さんは、国が副業を推奨していることはご存知ですか?

経済産業省は、平成29年に「雇用関係によらない働き方」に関する研究会報告書において、副業を推奨する趣旨の調査報告書を公表しました。

副業って自分には関係ないものだと思っていたけど、なんで必要なの?

その背景については、本書では以下のことが挙げられています。

・人生100年時代を生きるには、余裕で1億円以上のお金がいる

・収入が上がらない一方で、支出はどんどん増えていく

上記の結論は、普通に今のまま生きていたら、待っている未来は、
貧しく、切り詰めた生活我慢しながらで死を待つ老後の生活です。
これ、率直にめちゃくちゃ怖くないですか?
でもそれを解決するのが、本書のテーマである、副業です。

副業の選び方

では、副業はどのような軸で選べばいいのか?

この点について、クニトミさんは以下のポイントを挙げています

・副業をする目的を決める

・リスクの高い副業は避ける

・すぐに1人前になれる副業は避ける

特に、すぐに1人前になれる副業の例としては、アルバイトが代表的な例ですよね。
学生時代にいつまで経っても時給が上がらず、やっと1年経って昇給したら50円の昇給・・
なんていう経験は皆さんもありますよね。
すぐに必要なお金を稼ぐ点にはアルバイトは向いていますが、
長期的な視点で生活を豊かにするという観点では、
アルバイトは絶対にやってはいけない副業だと言うことは、もはや常識となりつつあると思います。
いつまで経っても自分の命の時間を切り売りするだけで、スキルは一向に身につかず、いつまでも生活が楽になることはありません。
だからこそ、一定の学習時間が必要な副業こそ、選ぶべき副業であることを、本書では語られています。

オススメの副業9つ

 

早速副業にチャレンジしてみたいけど、どんな副業がオススメなのかな?

本書では、具体的に9つの副業をオススメとして挙げています。

その9つとは、次のとおり

1 ブログ
2 webライター
3 プログラミング
4 webデザイナー
5 YouTuber
6 動画編集
7 サムネイル制作
8 webバナー制作
9 ライブ配信
本書で秀悦なのは、これら具体的なおすすめの副業を取り上げて、その特徴・メリット・デメリットなども詳細に書かれていること。
自分に合った副業を選ぶ際に、参考となる情報が凝縮されています。
また、それぞれの副業のデメリットとその対策も書かれていることから、事前にデメリットを踏まえた上で、取り組むことができます。

特に心に響いた点

三井住友銀行の行員として働きながら、鬼のような積み上げにより、月収500万円まで到達したクニトミさん。

そんな、日本トップクラスの副業サラリーマンから学べる副業への取り組み方や心構えについて、特に以下の点が私は心に残りました。

時間の捻出は、重要なテーマ。

まず最も基礎となる部分は、時間の捻出。

最初は、「副業に取り組む時間を作る」のが非常に重要です。僕自信、副業を始める方から受ける相談で最も多いのが、「副業をする時間がありません…」です。

出典:「副業の思考法」KADOKAWA 

これは本業があるサラリーマンにとっては、永遠の課題となる部分だと思います。

クニトミさんが伝える時間の作り方は、次の通り

・1日の時間を可視化して副業に充てれる時間を作る

可視化することで、平日仕事をしていても副業できる時間が意外とたくさんあることに気づけます。

これは私も実践しています。

私のオススメは、Googleのスプレッドシートで自分の1週間の時間の使い方のルーティーンを管理することです。

私はこれをlifelogと名付けて管理しています。

朝起きてから、寝るまでの全ての時間に何をするかを管理することによって、副業に何時間の時間を使えるのかを把握することができて、本当にオススメです。

この話、副業の時間捻出に限ったことではなく、

時間の使い方=残り生きている時間の使い方

という点でも、非常に重要な管理であると思っています。

・やらないことリストを決める

やらないことを決めると、時間とお金が捻出できるし、副業に取り組める時間がさらに生まれる
出典:「副業の思考法」KADOKAWA 

「何をやるか」よりも、「何をやらないか」にフォーカスすることが重要

この考えは、私も大切にしている考えで、ベストセラーのエッセンシャル思考においても述べられています。

「時間がない」「忙しい」
以前まで、私もこのように思っていました。
でも、実際には以前の私は、

・深夜までスマホを触っていたり

・テレビをなんとなく見ていたり

・毎週末は当たり前のように飲み会に参加していたり

これらは、今は辞めました。
まずはやめることによって、今となっては毎日4時間ぐらいの大きな時間を作れたと思いますし、
今もまだまだ辞めるべきこと悪い習慣はたくさんあると思っています。
どんどん色んなことをやめて、本当に大切なことに時間を使う生活を手に入れたい。
究極は、自分の人生から全ての「嫌なこと」を無くすことが、人生の目標の1つです。

・小さな資金を作って時間を買う

「一度買っておけば、継続的に時間を生んでくれる商品」を最初に購入すること
出典:「副業の思考法」KADOKAWA 

継続的に時間を生んでくれる商品の具体的なものとして、

・ルンバ

・食洗機

・乾燥機能付き洗濯機

などが挙げられています。

これらについても、私自身、日々の生活で強く実感しています。

私も書籍の中にも出てくるルンバとブラーバを使っていますが、掃除機をこまめにかけなくても毎日床がホコリのない清潔な状態で、非常にコスパの良い買い物だったと思っています。

ちなみに、ルンバなどの家電は、最新ではなく型落ちを買うのが賢い節約術です。

理由は、値段は落ちるのに満足感にそこまで影響しないから!

この2台があれば、掃除機と雑巾掛けをかけるという仕事がなくなるのに、
常に家がピカピカという最高の状態を作り出してくれます。
お金は稼げば取り戻せるが、時間は返ってこない
常に持っておきたいマインドです。

副業ではなく、複業。

あなたにとっては副業でも、誰かにとっては本業であり、”その誰か”に負けないくらい「お客様、ユーザー、マーケット」に対して価値提供しないと稼げない
出典:「副業の思考法」KADOKAWA 

私は現在web制作の学習を進めています。

いつまでも「学習者」である限り、副業収入を得ることはできないことを、

この言葉で改めて感じました。

お金を稼ぐとは、社会にそれだけの価値提供をすること。
当たり前のことですが、プロしての価値提供をするために、
web制作をメインに生業とする人達に勝る価値提供をしなければならない。
そのように強く感じました。

1点突破。

個人的には、1つに絞って1つに集中するほうがいいと思っています。なぜなら、学習量が半分以下になる可能性が高いから。
出典:「副業の思考法」KADOKAWA 

これも、まさに私が特に悩んでる部分です。

私は、復業として、web制作ブログにチャレンジをしています。

実際、やっていると時間が分散してしまい、成果が出るのが遅くなっていることを如実に感じています。

与沢翼さんのブチ抜く力でもこの点は語られていましたが、成果を出すためには、1点突破がいかに大事かは、身を持って感じています。

ちなみに、

じゃあなんでブログ書いてんの?

という部分に関しては、web制作の仕事で最終的に

・マーケティング

・SEO

・セールスライティング

などの部分で役立つと考えているから。

それでも、時間の使い方には気をつけて、9:1ぐらいの比率でweb制作に特化しないと、成果はいつまでたっても出ないだろうな

と思っているところです。

まとめ

以上、クニトミさんの著書、「副業の思考法」について解説させていただきました。

・副業が気になり始めた人

・すでに副業を始めている人

いずれに当てはまる方にもおすすめの本です。
ぜひ、副業に関して悩みを持っている方は、その悩みを解決をするヒントがこの本にはありますので、手に取っていただければと思います。
それではっ!

 

 

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